すい臓がんの治療が難しい理由

すい臓がんは、日本すい臓病研究会が1980年に手術の指針を定めたことにより、安全性が随分高まっています。

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死亡者数がそれでも増加傾向にあるのは、すい臓がんにどういった理由があるからなのでしょうか。

すい臓がんは、他の病気と異なり、発病したときに自覚症状がないことがあげられます。
症状がなく、普通の日常生活を送ることができていれば、病院に定期健診以外で行く人は、いないでしょう。

がんは、早期発見で治る確率が格段に増えていますが、他のがんは症状がでるからこそ、異変を感じて病院へ足を運び、早期に発見されて治療を受けられます。

すい臓という臓器のある位置が、治療を困難にしているということなので、場所を確認してみましょう。
すい臓は、胃と脊髄との中間、丁度みぞおちの奥の方にあります。

脾臓と十二指腸に、両端が接しており、十二指腸から「頭部」「体部」「尾部」という名称です。
頭部の「すい頭部」という箇所が、一番すい臓がんが発症しやすくなっています。

すい頭部とは、「胆管」と「すい管」が合流している部分であり、胆管は肝臓で作った胆汁を十二指腸に運び、すい管は膵液を十二指腸に運んでいます。
すい頭部がこの位置にあることによって、すい臓がんが出来た場合に、症状がなく悪化した末、肝臓などへがんの転移をさせてしまうことになるのです。

すい臓がんは、周囲にある上腸間膜動脈、肝動脈、門脈などが張り巡らされているので、がんに入り込んで、周囲の臓器へ転移が早まります。

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